海外で活躍するサッカー選手は「無毛」が当たり前!?男性が無毛にすることのメリットとは?

海外で活躍するサッカー選手の間では、下半身の毛を剃る――つまり、無毛にするのが当たり前という話も聞く。あの香川真司選手も、過去出演したテレビ番組で「無毛男子」を公言した。男性が無毛にすることのメリットとは何なのか。男性専門の総合美容クリニック「ゴリラクリニック」総院長の稲見文彦氏に聞いた。

 

スポーツ選手の「無毛男性」が増加

欧米ではアンダーヘアの処理は常識とされ、(日本人を含む)サッカーや野球などのスポーツプレイヤーにいたっては、アンダーヘアに加えて脇毛や脚の毛なども剃るという。その理由については後述するが、稲見氏によれば、そうした事情が日本でも知られるようになり、男性の美容意識の高まりも相まって、脱毛ケアをすることへの抵抗がなくなってきているという。

「当院を訪れる男性の数は、2014年10月の開院から昨年9月までの間で、18.8倍に増えています。一番多いのはヒゲですが、陰部・肛門のアンダーヘアをケアする男性も増加傾向にあります。ヒゲ脱毛をきっかけに無毛の良さに気付き、体毛やアンダーヘアを脱毛される方が増えているのだと考えられます」(稲見氏、以下同)

毛を処理する方法は、自己処理での「剃る」「抜く」のほか、エステサロンの「光脱毛(一時的な滅毛)」、同院のような医療機関で行う「医療レーザー脱毛(毛根を破壊)」がある。特に最近の傾向では、40歳以上のミドル世代の利用者数が顕著に増えている。彼らの中には、脱毛を自己投資の一環として考えている人が多いようだ。

「年収が高い方、たとえば経営者や独立して活躍されている方などは、色々な人に会う機会も多いため、日々の身だしなみに気を遣っているケースが多いように感じます。ヘアの自己処理にかかる時間と費用を天秤にかけたときに、脱毛をプロに任せるという選択をされる方が多いようです」

 

介護対策にも効果的


一般人にも、実用的なメリットはあるようだ。

「アンダーヘアを脱毛することの目的は、美容に限らず『究極の利便性』を追求するため。たとえば、無毛にすれば用を足すとき紙が少なくて済む。あるいは床に毛が落ちるのを防げる、ムレなくて快適、などの理由を口にされる方が多いです。また、『海外に転勤することになったが、向こうにはシャワートイレがないので困る』という理由から、Oライン(肛門周り)の脱毛を希望される方もいらっしゃいます」

先に触れた通り、アンダーヘアの脱毛は他の部位に比べると利用者の年齢層がやや高い。「人に迷惑をかけたくない」という切実な理由もあるようで、

「団塊ジュニア世代が40歳代半ばになり、自分の祖父母を介護する場面も出てくるようになりました。介護において排泄の介助は避けては通れない問題。そこで自分の老後を想定したときに、介護してくれる人への気遣いとして、(処理しやすくするために)アンダーヘア脱毛を希望される男性が増えてきています」

こうした日本特有の“美意識”も、男性の無毛化を後押ししているのだ。

出典:https://news.nifty.com/article/domestic/society/12280-370263/

脱毛

Posted by cross