こどものスマホは親が管理すべき!フィルタリングと家庭内ルールで子供を守りましょう

近年、スマホを通じて犯罪に巻き込まれる子どもが増えています。ニュースでもたびたび、スマホやSNSによる事件が報じられています。
今や中学生の多くがスマホを持ち、小学生でスマホを持っている子も少なくありません。

 

フィルタリングが子どもを犯罪から守る第一歩

akizouさんによる写真ACからの写真

スマホはひと昔前の携帯電話と違い、さまざまなアプリをダウンロードして利用でき、ネットにも簡単につながります。

犯罪被害はもとより、子どもたちが大小にかかわらずトラブルに巻き込まれないようにするには、そもそも「子どもが危険なアプリを使えない、危険なサイトを見られない」ように制限するのが一番です。

理由があって利用するにしても、どう使っているかを親がチェックし、状況に応じて制限するなど「子どものスマホを管理する」必要があります。

 

フィルタリングでできることは?

windy163さんによる写真ACからの写真

各社がだしているフィルタリングや安心サービス、ペアレンタルコントロール、専用アプリなどで以下のようなことができます。

  • 有害サイト(アダルトや出会い系サイト)へのアクセス制限
  • アプリの利用制限
  • 子どもが利用できる時間の設定
  • 閲覧履歴の確認
  • 有料アプリの購入禁止制限
  • 課金ができないようにする設定

※サービスによって、制限機能は違います。

 

安全対策に3つのフィルタリング

一口にフィルタリングといっても3つの設定を行う必要があります。

《安全対策に必要な3つのフィルタリング》

  • 携帯電話回線のフィルタリング
  • 無線LAN回線のフィルタリング
  • アプリ用のフィルタリング

携帯電話の回線に対するフィルタリングは、通信回線上の有害サイト等はブロックできますが、Wi-Fi接続の情報は放置された状態です。

そこで無線LAN回線のフィルタリングも別途、必要になるわけです。さらに、ブラウザを必要としないアプリは、上記ふたつを制限しても利用できてしまうので、アプリを経由したインターネット接続もブロックする必要があります。

 

携帯ショップでできる!フィルタリング

複雑でよく分からない・・・そんな時は、携帯電話の販売店へ行きましょう!
販売店は18歳未満の子どもが使用する携帯電話にフィルタリングサービスを提供することが義務づけられていますから、お願いすれば設定してくれます。その時に、3つのフィルタリングができているかどうか確認し、ショップでできない部分はどれを行えばいいのか、しっかり聞いておきましょう。

 

子どものスマホは親が管理!

Photo MixによるPixabayからの画像

今の子どもたちは、1歳にならない頃からタブレットで動画を観て、親のスマホをおもちゃがわりにいじっています。少し年齢があがると、親の想像をこえてスマホを通じてネット上の世界を自由に動きまわります。

「小学生だから大丈夫」
「たまに親のスマホを貸してるだけだから平気」
「何をみたか履歴チェックしてるけど特に問題ない」

と思っているかもしれませんが、子どもは履歴をしっかり消しています。小学校も高学年にもなれば、子ども同士で情報交換もしますし、ネット上でさまざまな検索をし、親にわからないようにSNSをはじめたり、いわゆる掲示板等に書き込みをしたり、オンラインゲームで見知らぬ大人と平気でチャット(会話)をしています。

ところが子どもはその危険性をまったく理解していません。

フィルタリングをかけるのは、もはや親の義務です。が、それだけでなく、普段から「なりすまし」や「プライベートな情報がもれる」リスクも子どもに教えることや、知らずと自分が誰かを傷つけ、加害者になりうることも折に触れて話しましょう。中にはフィルタリングを勝手に外してしまう子どももいます。

 

スマホ使用の「家庭のルール」を作り守らせる!

スマホの使用にあたっては、親子で話し合い、使い方のルールを明確にしましょう。

特に低年齢の子ども(小学生・中学生)には、

  • スマホは子どもが自由に使えるオモチャではないこと
  • お金がかかること
  • 親のものであること

をはっきりと伝えましょう。
子どもが間違った使い方をしたり、親子で決めたルールを守らないなら、きっぱりとスマホを取り上げるくらいの強い姿勢を見せることも大切です。

出典:https://coeteco.jp/articles/10780

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Posted by cross