永久脱毛は医療だけ 医療脱毛の効果や痛みはどの程度なのか

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医療脱毛とは、レーザーをお肌(皮膚)に照射して体毛を半永久的に除去する医療行為(医療機関限定、医療有資格者のみ許可)です。

毛の黒い色素に反応するため、白髪や細い(色素が少ない)毛には効果がでにくくなります。
また、肌の色が黒いと毛以外にも反応するため効果が下がります。
白髪になる前の年齢、黒くて太い毛、日焼けなどで肌が黒くない方、毛抜きをしていない(毛根部に毛がある)方が、とくに医療脱毛に適しています。

 

脱毛は医療行為

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脱毛するためには毛根部の細胞を熱で破壊(「変性」といいます)する必要があります。

「変性」とは元に戻らないレベルで細胞を破壊することをいいます。脱毛機の中で唯一「変性」能力のある医療レーザーによる脱毛は「医療行為」であり、医療機関でのみ可能です。
「医療脱毛」は永続的に生えなくなる「脱毛」であるのに対して、「エステ脱毛」は一時的に生えなくなる「減毛」(数か月~数年で戻る)という大きな違いがあります。
エステ脱毛でもし永続的に生えなくなればそれは違法行為にあたります。エステの光脱毛機で効果を出そうとして火傷が頻発した歴史もあり、医療体制の整っていないエステで効果を期待するのは大変危険といえます。

 

ツルスベ肌になるには時間がかかる

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毛は毛周期(成長期・退行期・休止期)というサイクルを繰り返しており、医療レーザーは「成長期」の毛にしか反応しません。

成長期が終わった毛は次の成長期が来るまで待つ必要があります。
体の部位によって毛周期の期間が異なるのに加えて、様々な周期の毛が混在するため、成長期のみを効率よく狙うのは困難です。
おおむね、顔であれば1か月間隔、そのほかの部位であれば2~3か月間隔でレーザーを当てていくのが最も効率が良いことが分かっています。

 

医療レーザー脱毛機には種類がある

医療レーザーには様々な種類(アレキサンドライトレーザー、ダイオードレーザー、ヤグレーザーなど)があります。

どのレーザーも毛(黒色)の周囲に熱を加えて細胞を破壊(変性)することは同じです。肌の色や毛の太さに合わせて適切な出力設定からスタートし、2回目以降も細かく調整することが最も重要ですので、出力調節性の高い「ワンショット照射式レーザー」が必須となります。
また、波長が長く深部まで効果を出すことが可能なため産毛にも強く、カバー範囲の広い「ダイオードレーザー」がおすすめです。

 

医療脱毛は痛い

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毛根部の組織を熱で破壊するためには多少なりとも痛みが伴います。

痛みと効果はある程度相関しますので、痛みや温かさを全く感じなければ効果もありません。
当院で使用しております医療レーザー脱毛機「ライトシェアデュエット」は、熱による痛みを冷やすことでやわらげたり、吸引刺激により紛らわすことで痛みを軽減することが可能です。
3~4回程度で毛根の密度が減ると痛みは次第に軽減していきます。
どうしても痛みが心配な場合は、表面麻酔クリームも使用可能ですのでご安心ください。

 

医療脱毛はリスクを伴う

脱毛は医療行為でありリスクが伴います。

一般的に知られている火傷・肌荒れ(毛嚢炎)やまれに起こる硬毛化(増毛化)・色素沈着などがございます。
当院では施術前に必ず起こりうるリスク・合併症とその対応(保証)について包み隠さず説明いたします。
また脱毛機も米国厚労省の承認機のみを使用し、専門の医療資格者(女性のみ)が照射いたしますのでご安心ください。
自己処理を長期間行うのも、肌荒れや色素沈着などのリスクがございますので、脱毛して自己処理から解放された方が長期的には肌に優しくリスクは少ないと考えられます。

出典:https://toitoitoi.clinic/laser-depilation/

脱毛

Posted by cross